脳は否定語を認識しない
今日は「脳は否定語を認識しない」 というテーマについて。
そもそも脳は否定語というものを 認識しません。
例えば
食事の時に 「こぼさないで」 とか 「肘をつかないで」 と言う。
あるいは 「喧嘩しないで」 と注意する。
そういうことを言ったとしても 実は子供の脳には「しないで」 というところは入っていきません。
脳が認識するのは 「こぼす」「肘をつく」 「喧嘩」という単語になってしまいます。
これではせっかく言葉を尽くしても逆効果となってしまいます。
では、どうすればいいのか?
お子さんに伝える時は否定語を使わないことです。
お子さんにやって欲しい行動を伝えるというのがポイントになってきます。
これをぜひやっていただきたい。
お子さんに何かを注意する時、どんなふうに言おうとしいるのか?
観察してみてください。
日常私たちは結構否定語を使っているということに気づかれると思います。
そして、否定語を使おうとした時に、 肯定の言葉に言い換えて言ってみて欲しいんですね。
私もそうでしたが、最初はかなり言葉に詰まる場面が多いかと思いますので
安心してください。
なぜかというと、
今見ている現象に否定語をつけるというのは
伝える私達親側からすると、脳の省エネになり楽なのです。
「こぼさないで」だったら「上手に食べようね」
「上手に」という言葉も実は抽象度が高くお子さんの脳が理解するのは難しいですが、
このことについてはまた別の機会にお話します。
「肘をつかないで」 であれば、「お茶碗をこう持って食べようね」 など。
「喧嘩しないで」ではなく「仲良くしようね」 とかですね。
これの最たるものが、子供が 道に飛び出そうとした時です。
「危ない」「走らないで」は禁句です。
これだと脳に届かないので、 実は非常に危険なんです。
必ず「ストップ」「止まって」という風に言ってください。
すっと頭に入って行動を起こすので、危険を回避できます。
否定語ではなく、望む行動を肯定的に伝える。
お子さんが素直に行動できるだけでなく、
私たち自身の脳トレにもなりますので試してみてください。
只今 少しでも多くの お母さんに寄り添いたいと思い
オンラインでの体験セッションの準備を進めています。
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